キャッシュフローコーチⓇの丸山一樹です。

あるテレビ番組で、製造業の経営者が

「ウチはバックミラーをみながら経営しているようだ」

と語っていました。

これは、多くの中小企業の経営者の悩みを

上手く代弁した名言だと思います。

その真の原因と解決策をこのブログで明らかにします。

 

月次業績が出るのが遅いんです

その経営者は、この言葉から始まりました。

なんでも月末締めてから、前月の業績が月中に

確定するそうです。

「その時点で黒字だ赤字だと言われても半月しかない!」

と不満をぶちまけていました。

私の知っている限り、前月の業績が月中に確定するのは

中小企業において、かなり優秀です。

でもその経営者的には「バックミラー経営」なのですね。

つまり、後ろを振り返り経営判断を迫られるのです。

ではどうしたらいいでしょうか?

いつくか挙げますね。

A.記帳代行会社に依頼している場合、交渉して早める。

B.高価なシステムを導入し、業績確定のタイミングを早める。

C.そもそもバックミラー経営をやめる。

あなたなら、どれを選びますか?

私としては、全部アリかとは思いますが、

Cを選びます。

理由は、

Aは、従業員10人以下の会社は、会計事務所や税理士事務所に

記帳を丸投げしていると思います。

ですから、そもそも企業側から帳票類やデータを締めてから

直ぐに投げないとアウトプットは出来ません。

また、納税時の決算書ベースで、業績(試算表)を

作成するので、商品やサービスが複数あっても

表示は「売上高」一本です。

売上原価や営業利益もそうですね。

しかも、税務会計では、製造業や建設業は

売上原価の中に、一部の人件費が含まれており

それは経営者感覚的に、不思議な現象で正確な

経営判断が出来るのか疑問です。

Bは、限られたリソースしかない中小企業が本当に

それが必要でしょうか?

規模によると思います。

私の感覚では、従業員10人以下で、年商1億円以下の会社は

未だそのステージではないと思います。

従業員や拠点が増えて、売上も5億、10億円となるならば、

どこかのタイミングで必要です。

ただし、その場合Aでも書いたように、仕入先から来る請求書や

社内の経費精算、在庫棚卸し等、かなり厳格にコントロールする

能力が必要です。

システムをいれただけでは、「仏像作って魂入れず」

になりかねせん。

ではCのそもそもバックミラー経営をやめる。

について書いていきますね。

事業プランはありますか?

テレビでバックミラー経営の不満をぶちまけた経営者は

そもそも「事業計画」があったのしょうか?

前月の業績が出るのを待っているだけでは、

確かに早く知りたいですよね。

しかし、しっかりした「事業計画」があれば

そこはマストでなくなり、ベターとなります。

つまり、新しい期が始まる前に翌期の事業計画を

作っておくのです。

売上は、毎月2倍も3倍も変動しますか?

あまりしませんよね。

毎月のあるべき姿を数値化し視える化していないから

実績頼りになるんです。

当然一番ベストなのは、「計画と実績対比を月明けて5日以内」

だと思います。

しかし、現実的にそれが出来るのは、リソースのある大企業でしょう。

だとしたら、先に計画を作っておくのです。

それは中小企業でもできます。

あとは、やる気があるかどうかです。

それも「売上」だけではないですよ。

冒頭の図のように、1年後に残したいお金を

決めてから逆算思考で根拠ある数値計画です。

実績対比は、とりあず「仮」でいいのです。

全くわからない事はないはずです。

そして、後日実績が確定した時に、改めて確認のみすればいいのです。

例えば、政府が発表する

GDPは、「速報値」、「改定値」、「確定値」

と三回の発表が出ます。

1回目の速報値は「脱完璧主義のスピード重視」です。

これなら、バックミラー経営からフロントガラス経営に

お金や労力を掛けずに変容できます。

まとめますと、

A.記帳代行会社に依頼している場合、交渉して早める。

 ⇒ 行動にでる

B,高価なシステムを導入し、業績確定のタイミングを早める。

 ⇒ 能力を高める

C.そもそもバックミラー経営をやめる。

 ⇒ 環境を変える

 

この「環境を変える」こそ、一番成果が出やすいのです。

そのためには、冒頭のように簡単な図を作ればいいのです。

どれが、あなたにとって「フロントガラス経営」に

変容できると思いますか?

 

*********************編集後記************************

冒頭のお金のブロックパズルを学びたい方は、下記URLから
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作り方を学んでくださいね。

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(冒頭の目標は逆算思考で決めるシートも解説して

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インターネット環境さえあれば会社、自宅どこでも参加できます。

投稿者プロフィール

丸山 一樹
丸山 一樹
特定非営利活動法人 日本経営士協会 首都圏支部役員 経営士 丸山未来経営研究所 代表所長 ■ 主な執筆活動 「近代中小企業」(経営者向け専門誌) 「東洋経済オンラインニュース」 http://toyokeizai.net/articles/-/95664 ■ 経営者向け勉強会 決算書を読み解けず、会社のお金の流れにドンブリな経営者に「お金のブロックパズル」を使って視覚的に誰でも一瞬で理解出来る「脱★ドンブリ経営実践セミナー」を定期開催している。 ■経産省認定 経営革新等支援機関(関財金1第587号)